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NPO法人 フリースクール 木のねっこ

3/24金

春っぽいねー。
ピンクと白の梅の花が、雪のように舞い散るのをみて、Tくんが言いました。


今日は、LくんTくん、MさんFさん、連れ子の4歳くんと2歳くん。

春の陽気に心も体も軽くなったのか、
各々、自分の好きなことをやっています。

Lくんは、終始4歳くんと一緒。神楽や戦いごっこ、砂遊び、木登り。
二人はやりたいこと、興味が重なることが多いので、よく一緒にいます。
兄貴と弟のように、
頼られること頼ることが
それぞれ心地よさそうです。
いつも、そこに、経験と学びと信頼があります。


Tくんは、私と野球。
途中、ルールがTくん主導で続いたので、私が物言い。
「そのルールでやるなら、私は嫌だから、野球を続けたくない。野球のルールに戻してもらえるなら、野球を続けたい。」と伝えました。
しばらく考えたTくん。
私以外に野球やってくれる人がいないから、わかったよ…と野球ルールに戻してくれました。
今までTくんルールだったところを、私に確認しながら
二人の納得できる審判でやりました。
Tくんも、私も、
ルールに公平さを感じられるゲームだったから、
いつものように大差で私が負けても
お互いが清々しいと感じられる野球でした。

話し合うこと。
私が苦手とすることです。
今までは、私が我慢すれば…とついつい口をつぐんでやってきた、
争いごとが嫌いな私。
お互いが納得するまで話して、それで自分が納得できなければ、
自分を押し殺してまで受け入れなくていいんだ。
Tくんがまたもや教えてくれました。さんきゅー!


Mさんは、3月は学校へ行く!と言って、木のねっこにはあまり来てなかったのですが
今日は木のねっこで、いい顔で過ごしていました。
子ども用の助成金申請書をはるみちゃんと書き、トランポリンやったり、古民家の片付けしたり、銅板レリーフしたり。みつけた古本で速記の練習もしていたな。
彼女の流れの中で、彼女らしく。
木のねっこは、彼女でいることを取り戻す場所に思えます。


先日幼稚園を卒園したFさん。
もらったナイフで木を削り、お姉さんのMさんについて遊んでいましたが、
体調不良で午後は横になってました。
春は排泄の季節。心と体をリフレッシュして次の段階へ進む準備かな。
お大事にね。



私たちスタッフも、4月からやるべきことが見つかってきました。広く活動を知ってもらうために、私たちができることをやっていく。一つ一つが次につながると確信し、手応えを感じます。
失敗もある。そこからどうするか、試行錯誤。そのどれもが、木のねっこの根っことなり、
充実とはこのことだと
心と体が喜ぶ感覚を味わっています。


そして、しっかり子どもと向き合い、見守り続けること、サポートしていくことは
私のやるべきこと、やりたいことの中心です。
愛を込めて、やるぞー!おー!


たみ



たみが気合いが入っとる、、、。

さて、月末の引越しでバッタバタのはるみです。
週明けは荒れやすいTですが、割と穏やかに過ごしていましたね。
終始野球でした。瓦でベースを作ってたねー。
たみのボーッとしたゆるめの感じと
Tの勢いと機敏さがまるで正反対で、
いつもウケます、わたし。

正反対の2人は
補い合い、反発しあい、みてて楽しい。
先日、たみにきつく言い過ぎだと、あたしに怒鳴られ、
1号館にこもったT。

今日もたみにブツブツいいつつ、
人は自分の駒のように簡単には操れないことを学んでいます(笑)

春休みまであと、きのこデイは2日。
休み中に小学校の入学式。
しばらくは会えなくなるのかなぁ。

しんみり。

LもFも、今日はお休みのNも1年生。
大人の都合のいい教育という場所へ飛び込みます。
いろんな意味で楽しみです。

社会が牙をむいて待ってるよ〜。

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